私が推しているあのお方、りっちゃん(小出里英子さん)のことについて。
りっちゃんの卒業を知ったのは昨日の仕事が終わった後、18時頃のことだった。
普段情報収集に利用していたTwitterからは別の事情で撤退(アカウント削除)しており、Yahoo!のリアルタイム検索での情報収集により知った。
その後、数時間ほど泣きそうで、胃酸が逆流して吐きそうな状況が続いた。
夜もあまり眠れなかった。
もちろん今年卒業することもあり得るとは思っていたが、実際に卒業という事実を目の前にすると、こんなにショックを受けるとは思ってもいなかった。
いや、心のどこかでまだ数年は続けるだろうから大丈夫と思う気持ちがあったのかもしれない。
今日は気分転換をするため、とにかく遠くに行こうと思って2時間ほど電車に乗り、埼玉にある武蔵丘陵森林公園にやってきた。
しかし、目に入るものが何も楽しくない。
私は自然が大好きなので普段だったら植物やキノコを観察して写真を撮ったり、ぬい撮りに興じたり、大興奮すること間違いなしの公園なのであるが、今日はどうしても悲しい気持ちが心の中に重くのしかかっていて、楽しむ気になれない。
私の気持ちを表しているかのように、「山田城址」と書かれた看板の前を二度も三度も通り過ぎた。
方向感覚を失ってしまっている。
結局、3時間以上散策しても廻りきれない規模の公園の入口から少し入った所をぐるぐるして30分ほどで元の入口から出てしまった。
今日は大人しく帰ることにしたが、いつまでも悲しまずに、自分の気持ちに必ず整理をつけなければならない。
6月末までしか、りっちゃんをピューロで見ることはできないのである。
自分でもつくづく間抜けムーブだなと思っているが、虹ドを5月4日(木)を最後にもう観ないと決めたことを激しく後悔している。
後ろの方でもいいから観に行くべきかとは思っているが、気持ちの整理がつかないうちに実際にりっちゃんの姿を見ると心が耐えられないかもしれない。
それに、りっちゃんが卒業を決めたのは私がブログにりっちゃんの写真を載せたり、いろいろなことを書いたりしたからピューロのダンサーでいるのが嫌になったからでは、というほとんどあり得ない妄想まで膨らんできてしまって心が痛む。
ダンサーという表に立つ仕事ならば、SNSやブログに写真を載せられたりするのも織り込み済みのはずだし、ピューロのダンサーの中でも1,2を争うほど多くのファンを抱えているりっちゃんがたった一人のファンのことをそこまで知ることも気にすることもあり得ない、と自分に言い聞かせても、やっぱり気になってしまう。
何か悪いことをしてしまったのでは、と。
涙が止まらない。
「笑顔で送り出すのがファンってもの」だと言い聞かせているが、まだ笑顔になれるフェーズではない。
別に上手いことを言っているつもりも無く、端から見ると”こじつけ”ではと思われるくらいのレベルであると自覚しているが、
かの『竹取物語』の最後の方で、
あふことも涙にうかぶわが身にはしなぬくすりも何にかはせむ
というくだりがある。
これは、天に帰るかぐや姫を引き止められなかったことを知った帝が、かぐや姫が置いていった不死の薬を焼き捨ててしまうというシーンである。
その時の帝の気持ちが分かる。
私とりっちゃんは帝とかぐや姫ほどの関係性は全く無いのだが、そんな気持ち。
気持ちが落ち着くにはしばらく時間がかかると思う。
しかし、正社員登用試験を受けるにあたって事前に取らなければならない資格試験の受験日が予定よりも早まったことが発覚し、焦ってもいる状況。
本業が趣味に引きずられてはならない。
とはいっても明日の虹ドは観に行きたい。
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