2023年5月28日

今日の日記

今日は午前中に近所を散歩した。

道端に大きなヘビイチゴがあった。
普通のヘビイチゴよりも実が2倍近く大きいので、後でインターネットで調べたところヤブヘビイチゴという種類があるらしい。
ヤブヘビイチゴはヘビイチゴよりも実が大きい。
でも、写真だとどちらかよく分からない。
実の表面を虫メガネで見ると判別できるらしいので、今度機会があったらキノコ観察に使っているルーペを持っていこう。

近所の公園に来るとアジサイが綺麗に咲いていた。
同じ木でも花によって色が微妙に違う。

メルちゃんのぬい撮り。

原っぱにテントがたくさん張ってあってフランクフルトや焼きそばなどの食べ物の出店も出ていた。
区のイベントをやっているらしい。

子ども向けのスタンプラリーもあった。
公園の保全活動について学びながらスタンプを集めていき、全部集めるとイベントの本部で景品が貰えるらしい。

ドクダミ。

林の中にキノコがあった。
ダンゴムシがたくさん群がってお食事中。
一匹一匹は小さくても尊い生物である。

種類は少ないものの、長沼公園よりキノコの数が多い気がする。
もしかしたら多摩地域より区部の方が夜の間の気温が若干高いからかもしれない。

植生保護のためフェンスで囲われている中に大きなキノコが見えた。

写真だと分かりにくいけど、傘の大きさは30cmくらいありそうだった。
シメジの仲間かな…。
スーパーで売られているシメジは小さいけど、一般的にシメジの仲間は大きいものが多い。

同じくフェンスの中にギンリョウソウも見つけた。
葉緑素を持たないので光合成はせず、地中の菌類から栄養をもらって生きている植物。
長沼公園ではよく見るが、近所の公園で見つけたのは初めて。

ドクダミの花が咲いているのを横目で見ながら通り過ぎようとしたら、違和感を覚えて立ち止まった。
他の花と比べると、花びらが4枚ではなく5枚ある。
スマホで調べてみると、ドクダミにはたまに花びらが5枚のものがあるらしい。
四つ葉のクローバー的な感じだ。
また楽しみが増えてしまった。

ドクダミの花の周りにチョウが飛んでいたので写真を撮ろうと試みた。
でも、このチョウはよく見るモンシロチョウとかよりも警戒心が強いらしく、花に止まるのも1秒くらい。

でも、粘り強く15分くらいじっと待ち、木の葉っぱに止まったところをズームで撮った。
それまで常に動き続けていたのに、強い風が吹くまで1分程度止まっていた。
飛び回って体温が高くなったのか、それとも疲れたのかもしれない。
ちなみに、Googleレンズで調べたところ、これはジャコウアゲハという名前のチョウらしい。
ただ、羽根がかなり欠損している。

近くにある別の公園に移動。
こちらでもドクダミの花を観察した。
こんなに綺麗な白い花が咲くのにドクダミなんて毒々しい名前が付けられているなんてね。
そもそもドクダミの”ダミ”って何だろうと思って、またスマホで調べてみる。
今日はインターネットの力に頼りまくりだ。
調べたところ、”ダミ”は「矯正する」とか「止める」といった意味があるらしい。
毒を制するということか。
いい名前だ。
と思ったら、毒があると思われていたことから”毒溜め(ドクダメ)”が転じてドクダミになったという説もあるらしい。
ちなみに、ドクダミの花言葉は「野生」「自己犠牲」「白い追憶」
「野生」は、ドクダミの強い生命力から。
うんうん、太い根を深くまで張って抜いても抜いても生え続けるもんな。
「自己犠牲」は、古くから生薬として使われているように、毒に効くことから。
これも納得。
でも、「白い追憶」って何ぞ…。
白い花と強烈な香りが印象的だからということらしいが、言葉の組み合わせ的になかなか面白い。
今日でドクダミのことが今までの2倍以上好きになった。

花びらが5枚あるが、1枚だけ小さい。

花びらが1枚だけ小さいものが結構見つかる。

これも。

花びらが5枚のドクダミは四つ葉のクローバーに比べたくさん見つかるが、花びらが5枚全て均等なものを見つけるのは難しいようだ。

隣駅にある清掃工場まで歩き、敷地内でボランティアが手入れをしている”アンネのバラ”を観ようとしたら門が閉まっていた。
どうやら今日は公開日ではないらしい。
調べずに行ったので仕方がない。
電車に乗って最寄り駅まで戻り、スーパーで買い物をして帰宅。

家族が旅行で出掛けていて今夜帰ってくるので、今日は私が夕飯を作る。
昨日買っておいたイワシを梅干しで煮る。
おかずはオクラとトマトと豆腐を梅干しドレッシングで和えた冷製サラダ。
それにオクラのスープ。

まずはサラダから。
オクラを塩ずりする、とレシピに書いてあった。
うぶ毛がとれて、見た目と食感が良くなるらしい。
このような下ごしらえがあることを初めて知った。
まな板の上でオクラに塩を振り、手で上下に転がす。
30秒ほど転がしてみたが、あまりうぶ毛が取れているように見えない。
爪で表面をこすってみたが、やはり取れていない。
まあ、こんなものなのかな。

オクラのスープにはエリンギを入れてみることにした。
切り方は適当。
でも、ちゃんと調べてから切ればよかった。

サラダのドレッシング。
玉ねぎをみじん切りにして水にさらしたもの、梅干しの種を取り除いてペースト状になるまで包丁で叩いたもの、そして千切りにした大葉と各種調味料を混ぜて作る。

オクラとトマトと豆腐とドレッシングを和えたものがこちら。
味見をしてみたら美味しかったけれども。正直見た目はあんまり…。
豆腐は絹ごしのものを一口大に切るのではなく、木綿にして手でちぎった方がよかったかな。
あと、オクラを横ではなく縦に切って、スープとの違いを出した方がよかったと思う。

最後にイワシの醤油煮。
もともと梅干しで煮る予定だったが、サラダで梅干しを使ったので醤油だけにした。
イワシは頭も内臓も取ってあるものを使った。
念のため包丁でうろこを取ってみたが、ほとんど付いていなかった。
下ごしらえしてある魚がスーパーで手に入ることのありがたさよ…。
料理は手を抜くところとこだわるところの濃淡をつけられるのも楽しい。
生のイワシを触った手でスマホを触りたくなかったので、煮ているところの写真だけ。

[ここに写真を挿入]

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