私が週に1回は必ず観ているサンリオのDVDがある。
それは、サンリオピューロランドで2004年頃に上演されていたショー『ウサハナのカラフルファンタジー』のDVDである。
今日はこれを紹介したい。
ショーの前に「ハナちゃんのヒミツの巻」が収録されており、ウサハナ(以下ハナちゃん)の生い立ちとカラフルな体の秘密を知ることができる。
観ておくとハナちゃんについて最低限の知識を得られる。
ショー本編を再生すると、壮大な音楽とともに知恵の木ステージから6人の女性のダンサーさんが登場する。
青色・黄色・桃色・紫色・緑色・赤色…。
それぞれ単色を基調とした衣装だが、知恵の木ステージの大きさにしては人数多めのダンサーさんが所狭しと踊りまわるので、視界が一気にカラフルになる。
少し遅れてハナちゃんが登場。
ダンサーさんの動きに負けないくらい、ハナちゃんも元気に踊っている。
ショーの最初から最後まで、見慣れたピューロビレッジの景色がチラチラ映り、懐かしい気分になる。
音楽も子ども向けに特化せず、当時のJ-POPに近い感じが懐かしさに拍車をかけている。
音楽に懐かしさを感じるのは分かるとして、ピューロビレッジは今も昔もほとんど変わらないのに”懐かしい気分になる”とはどういうことだろうか。
懐かしいという言葉に語弊があるかもしれない。
この感情を例えると、伯方の塩のCMを観た時の感情に近い。
時間と言うゆりかごの中で伯方の塩と完熟の梅が紡ぎ出す、時の物語…
オープニングの曲が終わると、さっきは歌っていたハナちゃんがいよいよしゃべり出す。
「誰にだって夢があるわよね。小さな夢や果てしなく大きな夢…」
この声がたまらなくクセになるのだ。
とにかくこの声が聞きたいというのも、このDVDを繰り返し再生する理由の一つである。
ハナちゃんと一緒に何度カラフルワールドを旅したか分からない。
オープニングからエンディングまで全てそうだが、完全に子ども向けにはしていないのがこのショーの音楽の特徴だと思う。
アニメっぽくもなくコミカルな感じでもなく、正統派な音楽を集めた感じ。
かといって難解ではない。
私は「私たちが暮らしている美しい星 この地球がカラフルワールド…」から始まるエンディングの曲が一番好きだ。
メッセージ性とその中身もさることながら、ベースラインがかっこいい。
専門家ではないのでおこがましいが、ショー全体がよく練られて作られている感じがある。
前述の音楽を始めとして、ダンサーさんの人数、衣装の数全てにわたって豪華なショーだ。
そんな『ウサハナのカラフルファンタジー』のDVDを是非とも一度観て、ハナちゃんからのメッセージを受け取ってみてほしい。
コメント
初めまして、前の記事にコメント失礼いたします!
突然の質問で恐縮なのですが、1枚目DVDの横に抱きついているウサハナちゃんのぬいぐるみがどこでいつ販売されていた商品なのかご存知でしたらお教えていただきたいです。
不躾に申し訳ございません;;よろしくお願いいたします。
もちょこ様、コメントありがとうございます。
私もどこで手に入れたか忘れていましたが、先ほどネットで調べたところ、2021年のキャラクター大賞の際に発売された「クリップマスコット」でした。
確かサンリオショップの店頭で購入したと思います。
ご丁寧にありがとうございます;;
そうだったのですね、助かりました!
最近ウサハナちゃん再熱したので、このDVDも見てみようと思います、ありがとうございました*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*
お役に立てたならよかったです。
是非DVDご覧になってみて下さい(^^)