2021年4月18日

今日の日記

今日はマツモトキヨシで話題の商品を買ってきた。

それはミンラック社のマスクである。
ミンラック社のマスクについては、以前このブログで取り上げたことがある。
2020年8月14日

マスク不足がまだ解消されていなかった2020年の夏、中国製のマスクが市場に多く出回り始めた。
しかし、Amazonをはじめとするネット通販では、「変な臭いがした」「髪の毛が混入していた」「耳紐が切れやすい」など粗悪な製品も多く見られた。
その頃、私たち消費者はメーカー名はもちろんのこと、箱の隅から隅まで観察して生産地や発売元を必ず確認するほど、マスクに対して敏感かつ神経質になっていた。
そんな中満を持して、日本を代表するドラッグストアであるマツモトキヨシの店頭で売り出されたのが、ミンラック社のマスクである。
当時の私は知らないメーカーだった。
一抹の不安を感じつつも、使い捨てマスクを10回も洗濯して使うほど追い詰められていた私は、勇気を振り絞ってミンラック社のマスクを購入した。
40枚入りで約1500円、1枚30円以上。
平常時だったら無名のメーカーのマスクに出せる金額ではなかったが、その頃の相場では妥当であった。
結果として、ミンラック社のマスクに大いに助けられた。
いくら引っ張っても切れない耳紐、おろしたてのワイシャツのような無垢の不織布の香りに、私は瞬く間に魅了された。
よく考えてみると、日本を代表するドラッグストアであるマツモトキヨシの店頭で主役を張っていたのである。
その実力は伊達ではなかった。
下が当時のミンラック社のマスクの箱の写真である。

それから約半年、依然としてマスクの着用が欠かせない情勢が続いている。
私はミンラック社のマスクの着用をやめていた。
マスク不足が解消し、愛用していたタマガワエーザイ社のフィッティが手に入るようになったためである。
しかし、ミンラック社に対する感謝を片時も忘れたことはなかった。
窮地を救ってくれたあの青い箱がマツモトキヨシの店頭から消えても。
ミンラック社の石川工場の求人も拝見した。
あのミンラック社が国内でマスクを製造するなんて、胸が熱くなる展開だ。
日本の窮地を救ってくれただけで終わるのではなく、日本国内で付加価値の高いマスクを製造し、マスクのリーディングカンパニーを目指しているとは。

家にあるフィッティの在庫が落ち着いたので再びドラッグストアでマスクを探していたところ、マツモトキヨシの店頭でミンラック社のマスクを見つけた。
ミンラック社のマスクはマツモトキヨシのプライベートブランドの商品として、いつの間にか復活していた。
しかも二種類。
迷わず二つとも購入した。
ちなみに、両方とも個包装の40枚入りで税込767円。

一つは箱タイプ。
箱の上面に”抗菌防臭”と印字されている。

箱の側面に「MADE IN CHINA」とあるので、石川工場で製造されたものでないが、さっそく抗菌防臭効果で付加価値を高めてきているミンラック社。
さすがとしか言いようがない。

クラレから提供された抗菌効果を持たせる樹脂「SPORE」が配合された不織布を内側から3層目に使用しているのがポイントのようだ。

もう一つの方は、箱ではなくポリエチレン製の袋に包まれている。
最近はティッシュでも箱ではなく、袋入りが出始めているから、トレンドだろう。
ちなみに、こちらも抗菌防臭効果を売りにしている。
これはなんと日本製。
石川工場なのか!?
あの石川工場なのか!?!?
高ぶる気持ちを抑えつつ、袋をくまなく調べてみたが、石川工場で生産されたことを示す記述は見つけられなかった。
しかし、これはマツモトキヨシの店頭で主役を張っている、れっきとした日本製のマスクである。
きっとこの商品はミンラック社がマスクのリーディングカンパニーとなるための礎なのであろう。

気になるのはこちらにはクラレの「SPORE」を使用している旨の記載が無かったこと。
しかし、先ほどのマスクと同じく内側から3層目の不織布に抗菌防臭加工が施されている。

家に帰り、さっそくフィッティと比較してみた。
まず一つ目の中国製の方。

比較に使用したフィッティのマスクはこれ。

左がミンラックで、右がフィッティ。
あれ?ミンラック大きいぞ?

フィッティは横幅が16.5cm。

それに対し、ミンラックは17.5cm。
縦幅は同じだが、横幅はミンラックの方が約6%大きい。
2020年の夏の時点では両者の間に大きさの違いはなかったように記憶している。
さすが、ミンラック。
大きさの面でも差別化を図ってきている。

フィッティはマスク表面に刻印がある。

ミンラックには何も無い。
さすが、ミンラック。
余計な物を省いた、玄人っぽさを感じさせる。

耳紐の太さの比較。
フィッティは6cmから7cmの間というところか。

ミンラックは約6cm。

着用感について。
まずはフィッティ。
いつも通り、着け心地がいい。

こちらはミンラック。
フィッティがほとんど無味無臭なのに対し、こちらは無垢の不織布の香りがする。
私の顔の大きさでは、ミンラックの横幅の優位性は特に感じられなかった。
ミンラックの方が耳紐が少し締め付けるような気がする。
耳紐だけ引っ張って比較してみたところ、フィッティの方がふわふわで柔らかく、伸ばすのに必要な力も小さい。
もしかしたら長時間着用したら差が出てくるところかもしれない。
口元のワイヤーはフィッティには無いので、口周りの空間を調節したい人にとってはミンラックの方が良いであろう。

もう一つの日本製の方も比較してみる。
こちらが真打か。

左がミンラックで右がフィッティ。
やっぱり大きいぞ、ミンラック。

先ほどの中国製と同様に、横幅17.5cm。
ミンラックの方が約6%大きい。

しかし、耳紐が約4cmという細さ。
従来のミンラックの耳紐を彷彿とさせる。
特に耳紐が食い込んで痛かった覚えはないが、耳紐に関してはフィッティに軍配を上げざるを得ない。

しかしながら着用してみると、フィッティと先ほどの中国製のミンラックとに対し、明らかな違いがあった。
口に当たる不織布が滑らかでひっかかる感じが無い。

パッケージに”肌に触れる内側はつけ心地の良いなめらか素材を使用”と印字されていた。
確かにその通りである。
口元のワイヤーも備えているし、マスクの毛羽立ちにより鼻がムズムズしやすい人にとってはいいかもしれない。
日本製という最高の売りもあるだけに、耳紐だけがすごくもったいない気がする。

ミンラックのマスクは抗菌防臭と言う付加価値を付けてきたが、まだ大手メーカーのマスクに敵わない部分もある。
会社としての認知度もまだまだだ。
でも、マツモトキヨシで主役を張り続ける限り、ミンラック社の躍進は続くであろう。

ありがとう、株式会社ミンラック!
頑張れ、株式会社ミンラック!

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