昨日の続きでメルちゃん(メルメルドール)のデニムのジャケット作り。
前に自分の服を作った時の生地が切れたので、まずは昨日買っておいた生地の”水通し”を行った。
前回水通しの写真は撮らなったが、今回は撮ってみた。
バケツに水を張り、その中に生地を畳んで入れるだけ。
生地から落ちた色が付着しないように、念のためバケツにゴミ袋を被せている。
1~2時間後、生地を水から取り出す。
下の写真のように、水には生地から落ちた色が付いている。
生地は洗濯機で軽く脱水した後、生乾き程度まで陰干ししてからアイロンをかける。
でも、その間に昼寝をしていたら完全に乾いてしまった…。
たぶん問題はないと思う。
昨日の試作品を参考にして再調整した型紙を使って生地を切り抜き、端にピケ(ほつれ止め液)を塗った。
乾かしている間に近所のダイソーに行った。
今使っている糸切りバサミが全然切れなくなっており、なんとかできないかなと思って。
糸をピンと伸ばした状態で、かつ刃先の一部分でしか切れなくなってしまっている。
握り鋏ではないので、基本的に研ぎ直しすることは出来ない。
そこをなんとか無理やり研げないかと思って、研石を買いに来た。
糸切りバサミの形状的に一般的な研ぎ方はできそうにないが、砥石を砕いて使えば研げそうな気がする。
最低でも今より切れるようになればいい。
しかし、台所用品売り場にシャープナーはあったが、砥石は無かった。
そこで、代替品として水で濡らして使える番手の小さい紙やすりを探したところ、工具売り場に良さそうなのがあったので購入。
「金属用耐水サンドペーパー」
「ハンドサンダー用」と書かれているが、「ハンドサンダーなしでも使える!!」とも書いてあるこの二面性よ。
念のため近くにあるホームセンターも見に行ってみた。
なんと、入口のところに包丁の研ぎ師がちょうど来ていた。
このホームセンターでは定期的に来ているのを見かける。
手書きの看板を見てみると、裁ちばさみや握り鋏も研いでくれるようだ。
今後研ぎ直しのできる裁ちばさみや握り鋏を使うようになったらプロに頼んでみたい。
ちなみに、ホームセンターにも砥石は置いてなかったので、家に帰った。
シャープナーは置いてるんだけどな…。
1200番手のサンドペーパーを短冊状に切る。
サンドペーパーの番手は刃物の研ぎ方を解説しているサイトを参考にした。
サンドペーパーに水を付け、刃の表側を下の写真の矢印の方向に向かって研ぐ。
逆方向に研いでもいいが、刃を丸くしてしまいそうなので私はやらなかった。
あくまでも一方向に優しく。
研ぐ時に力を入れすぎないように。
サンドペーパーが破れたり、サンドペーパーから指が外れたりしたら刃で怪我をする恐れがある。
汚れとサビ落としも兼ねて刃の裏側にも少しだけサンドペーパーをかけた。
こちらは研ぐというよりは普通のやすりがけだ。
刃を丸くしてしまう可能性があるので、指を当てるのは下の写真の赤い丸で囲った部分だけにしておいた。
刃先にちょっぴりサンドペーパーがかかってしまうかもしれないが、力を入れなければ多分大丈夫だと思う。
自己流の方法で研いだ結果、糸をピンと伸ばさなくても切れるようになった。
新品には及ばないかもしれないが、延命が図れてよかった。
最後に一つだけ注意。
参考にしてもらってもいいですが、自己責任でお願いします。
糸切りバサミがスパスパ切れるようになったところで、デニムのジャケット作りを再開。
アイロンとアイロン台を作業机の近くに置いたら、サクサク作業が進んだ。
アイロンが必要になる前にアイロンを温めておくことができて時短になった。
なんで今まで遠くに置いていたんだろう…。
あと、このままだと襟の長さが余りそうだという時に襟を付けるのを中断し、襟を縮めて作業を再開する術(?)を会得した。
まあ最初から型紙の大きさをちゃんとしろよという話だけど…。
中断時。
再開時。
ボタン以外は完成。
普段だったら前見頃の合わせるところにアイロン接着のマジックテープを使い、ボタンは飾りとして付けるところだが、今回はできるだけ人間の服の仕様に近づけたいのでボタンホールを開けることにした。
とりあえずジャケットの下には前にブレザーを作った時のスカートを履かせている。
私がスカートを履くわけにもいかないし、やっぱりチノパンを作ろうかな…。
悩み中。
買っておいたボタンはワンサイズ大きかったので、明日ユザワヤで改めて買ってくる。
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