最近メルメルドールの服を短期間で集中して作っているが、自分用だと細かいところの仕上げが甘くなっても「まあいいか」でいつも済ませてしまい、裁縫の腕が上がりにくいことが分かってきた。
そこで人に売れるようなレベルの物を作るのを目指しながら裁縫を練習しようと思ってそれに向けて動いたが、著作権的にグレーなことが判明したので取りやめた。
まあ考えてみればそうだろう。
それに、儲けは無くても他人の商売に乗っかってお金を頂くのは私のポリシーに反する。
サンリオでも公式でメルメルドールのコスチュームを販売しているので、大好きな会社であるサンリオの利益を損なうのも避けたい。
ただ、現状フリマサイトではメルメルドールの服が当然のように売られているのが気になる。
サンリオの公式HPの規約を探しても、はっきりしたことが書いていないのがもやもやする。
ルールを増やすことに繋がる可能性があることを承知の上、然るべきところに問い合わせてみたところ、メルメルドールの服の販売に関してはやはりグレーなことであり、明確によいともダメとも回答することは出来ないとのことだった。
推奨はしないが、そこまで厳密に締め付けもしたくないという、微妙な位置づけであると思われる。
私としてはほぼ予想通りの回答だった。
ちなみに、問い合わせる前に、他の会社はどうなんだろうと思って少し調べてみたところ、例えば”リラックマ”などのキャラクターで有名なサンエックスでは自作の服をぬいぐるみに着せた写真をSNSにアップロードすることが禁止されている。
正直言って、そこまで厳しいとは驚いた。
おそらく、自社のキャラクターのイメージを徹底して守るためだろう。
一方、サンリオでは公式HPでメルメルドールの服の型紙が掲載されていたり、いちご新聞でメルメルドールに自作の服を着せた写真が掲載されたりと、とりあえずキャラクターに自作の服を着せることに関しては公式にお墨付きが得られているようだ。
SNSへの写真の掲載も然り。
ただ、サンリオにしても商業的にはやってほしくないと思われる。
サンリオのルールが厳しくならないように節度を守りながら楽しみたいところである。
商業的になりうる可能性が少しでもあるので私は販売は行わないことにしたが、人にあげられるレベルのものを作ることにより裁縫の腕を上げるというアイデアについてはかなり効果的であると思ったので、同じようなことが他の形でできないか模索中である。
すぐには思い付かないが、それを捻り出すことが新しい道に繋がる気がする。
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