「シナネンあかりの森でんき」のすゝめ

今日の日記

3週間ほど前に「シナネンあかりの森でんき」への申込方法に関する記事を書いた。
「シナネンあかりの森でんき」に切り替えよう
今回はシナネン株式会社の提供する「シナネンあかりの森でんき」(以下あかりの森でんき)と従来の電力会社との電気料金の比較をしたいと思う。

あかりの森でんきは電気料金は高くなるけれども、SDGsに配慮した、再生可能エネルギーだけで発電された電気を使える特殊なプランであるというのが、私の持っていた印象である。
実際に事前申し込み時の情報だと、「環境配慮料金」を含めると東京電力の代表的なプランである従量電灯Bよりも少し高い従量料金が設定されていた。
しかし、サービス開始後に何気なく申し込みページを見に行ったら、451kWh以上に新たな従量料金の設定がされており、3段階制の従量料金から4段階制の従量料金に改定されていた。
驚いたことに、451kWh以上では「環境配慮料金」を含めても、東京電力の電気を多く使う人向けのプランであるプレミアムS・Lプランよりも安い水準であるようだ。
この料金改定を受け、あかりの森でんきが本当に電気料金が高くなるプランなのか、ちゃんと検証しておいた方がいいと思い、この記事を書くに至った。
なお、比較にあたって、「環境配慮料金」は従量料金の一部として、「サポーターズ料金」は従量料金とは別物として扱わせてもらった。
詳しくは後で説明するが、「サポーターズ料金」を電気料金と切り離して考えた方が、切り替えをためらわれている家族を説得しやすいと考えたからである。

まずは、東京電力の代表的なプランである従量電灯Bとの比較である。
あかりの森でんきは450kWhまでは従量電灯Bよりも高い従量料金が設定されているので、使えば使うほど差が開いていくが、450kWhでも差額は336円に留まる。
これを高いと見るか安いと見るかだが、私の個人的な感想だと、最大336円の上乗せで再生可能エネルギーだけで発電された電気を使えるならば安いと思う。
451kWh以上を見ると、4段階制の従量料金のおかげで650~750kWhの間で料金が逆転する。
我が家では電力を多く使う夏・冬には700kWhを超えることもあるのでこれは助かる。
その前に電気を節約するべきであるのはもっともだが…(^^;)

あかりの森でんきと従量電灯Bとの比較

気になったので、4段階制の従量料金を採用する前のあかりの森でんきと従量電灯Bとの比較も行ってみた。
700kWh付近だと、500円近く高くなっている。
4段階制の従量料金が無いと、我が家は電気料金が年5千円以上高くなっていたであろう。

あかりの森でんき(旧)と従量電灯Bの比較

次に、東京電力の多く電気を使う人向けのプランであるプレミアムSとの比較である。
プレミアムSは401kWh以上の従量料金が安くなるプランなので400kWh以下は参考にならないが、一応表に載せておいた。
プレミアムSを使っている家庭はコンスタントに700~800kWh以上使っているケースが多いと思われるので、月500円近く高くなる。
これについては私は何とも言えない。
そもそも、プレミアムSで契約しているのにはそれなりに意味があるので、切り替えには慎重になった方がいいだろう。
従量電灯BやスタンダードSとは異なり、プレミアムS・Lには契約期間や期中解約金もあるのでなおさらだ。

プレミアムSとの比較

他にも比較する対象は山ほどあるが、キリが無いのでやめておく。
あかりの森でんきは再生可能エネルギーだけで発電された電気を使用しているという性質上、「東京電力よりも電気料金が安くなりますよ」と謳っている新電力より電気料金は多少高くなるのは当たり前だ。
その多少の差をどう捉えるかは人それぞれだろう。
私は再生可能エネルギーだけで発電された電気を使えるならば安いと思うし、サポーターズ料金もそのためなら払ってもいいと思う。
ただ、一人暮らしの場合を除いて、電気は家族の同意が無いと切り替えるのは難しいだろう。
電気料金が高くなるのならば、なおさら難色を示されるかもしれない。
その時は、是非この記事の料金の比較表を使ってみてほしい。
どのくらい高くなるか数字が示されれば、「それくらいならいいよ」と納得してくれるかもしれない。
また、新たに採用された4段階制の従量料金も有力な説得材料として使えるだろう。
「サポーターズ料金」は金額によって特典が変わることから、特典目当てで家計に負担をかけるのかとツッコまれやすそうだが、そこは気合でどうにか上手く説明するしかない。

比較すると言っておいてあまり比較が出来ず、最後は人それぞれという全く参考にならない結論を出してしまったが、この記事を読んだ皆さんが無理の無い範囲であかりの森でんきへの切り替えを検討して下されば幸いである。

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