新宿のサンリオショップでマスクを買ったついでに、近くにあったメイドカフェ「めいどりーみん新宿東口店」に寄ってみた。
私はメイドカフェを訪れるのは人生初めてである。
秋葉原界隈の文化が世に知られるようになってから、メイドカフェもメディアで取り上げられたりするのを何度も目にしていたが、百聞は一見に如かずということで。
また、めいどりーみんが全国的に展開している有名なメイドカフェだということも、それも後押ししてくれた。
まず、入口でメイドカフェに入るのが人生初めてだと伝えると、入国に際しての説明を受けた。
このメイドカフェは”夢の国”なので、入店を”入国”という。
また、メイドさんはそこで働く”妖精”とのこと。
説明しながらも、メイドさんは語尾に「にゃん」を付けてきて、なんとなく予想はしていたが、それでもあっけにとられてしまった。
60分制であること、入国料として700どりーみんがかかること、何か必ずオーダーする必要があることを「OKにゃん」と言って了承して、入国。
受付してくれたメイドさんがベルを鳴らすと、中にいたメイドさんたちがみんなこちらを向いてお出迎えしてくれた。
同じメイドさんからメニューに関する説明も受け、初心者向けと思われるセットを注文した。
オムライスとドリンクとお土産とチェキの撮影券がセットになっている。
まずは、ドリンクの巨峰ソーダが到着。
美味しくなるおまじないをかけてくれた。
一緒に手拍子をしながら、「ふりふり」などと掛け合いで声を出しながら、リズムに合わせてメイドさんがシェーカーを振ってくれた。
オムライスも到着。
入国の説明と巨峰ソーダにおまじないをかけてくれたメイドさんとは別のメイドさんが美味しくなるおまじないをかけてくれて、ケチャップで絵を描いてくれた。
何を描くか聞かれたが、特に思いつかなかったので「おまかせにゃん」と言っておいた。
このメイドさんと話す時は、あまり語尾に”にゃん”を付けなくてもよさそうだ。
オムライスにケチャップで絵を描くのはテレビでもよく見る。
とてもかわいい。
話を聞いてみると、メイドさんにはどこからどうやって来たかそれぞれプロフィールがあって、オムライスに文字を書いてくれたメイドさんは、海の国からいるかに乗ってやってきたらしい。
確かに全体的にそんな感じの雰囲気のするメイドさんだった。
そういえば、最初のメイドさんはお花の国(うろ覚え)からやってきたと言っていたような。
オムライスの味は、ソースに酸味がきいていて結構良かった。
お昼どきには普通に食事をしに来る人も多いとのこと。
チェキの撮影券は一緒にチェキを撮りたいメイドさんに直接渡して撮ってもらう。
これがなんか気恥ずかしかったが、折角なので最初に入国やメニューの説明と巨峰ソーダにおまじないをかけてくれたメイドさんに頼んだ。
メイドさんと私の間にはビニールの仕切りがあって、撮影の時だけはマスクを外せる。
下の写真の左がチェキで、右はお土産にもらったクリアファイル。
再入国(延長)はせず、出国することにした。
最初のメイドさんに、初めてのメイドカフェはどうだったかと感想を聞かれたが、「あっけにとられてしまって、気持ちが入り込めなかった」と正直に言ってしまい、申し訳なかった。
でも、それくらい自分にとって新鮮な体験だったということは確かだ。
また思いつきで寄ってみるかもしれない。
次はもうちょっと上手く立ち回れると思う。
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