2018年12月23日

今日は岡崎律子というシンガーソングライターの作った曲を久しぶりに聴いている。
岡崎律子さんが主題歌や挿入歌を手がけた『シンフォニック=レイン』というPCゲームを大学時代に遊んだことがきっかけで、岡崎律子さんの曲にハマった。
新宿のTSUTAYAでいくつかアルバムを借りてウォークマンに入れている。
故人だということを知った時はかなりショックだった。

私は去年の春まで心の調子を崩し、ほぼ二年間引きこもりのような生活をしていた。
月に二回病院やカウンセリングに通う以外はほぼ家で寝ていた。
その時に枕元のスピーカーで岡崎律子さんの曲をずっと流していた。
岡崎律子さんの曲は励ましてくれるような歌詞が多い。
曲を聴いたからといって頑張れるような状態ではなかったが、優しい歌声とメロディーに癒されていた。
最後の拠りどころだったといっても過言ではないかもしれない。
そのうちに合う薬が見つかって、引きこもり状態から抜け出して、今は普通に働いている。
あまり無理はできないけど。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがある。
引きこもってた二年間は辛かったはずなんだけど、どういう感じだったかとかほとんど覚えていない。
人間の頭は辛かったことや悲しかったことを忘れるように出来ているからかもしれない。
同じような経験をしてほしくないと思って、ブログにいろいろ書こうと思っていたけど、ほとんど忘れてしまった。
でも、後述の理由から、ブログに書けないのはむしろ良かったかもしれない。

人は理解できないことや初めて経験したことを、自分の経験や知識の中で収まるように、時には事実を少し曲げてでも捉える傾向がある。
人間の脳の仕組みで、物事を一般化するように出来ているのである。
この一般化の仕組みが無いと、生きるうえで周りが理解できないことだらけになって混乱し疲れてしまう。
でも、心の病気の治療に関しては、この仕組みはとても危険である。
心の病気には、その人の生きてきた背景が大きく関わっている。
症状も一人一人細かく違っていて、便宜上病名はあるが、「この病気だからこの症状が必ずある」という感じでもない。
誰一人として同じ状況ではないからこそ、一般化は危険である。
適切な知識を持った医療関係者やカウンセラーならば、一般化はしない。
中途半端に心の病気の知識を持っていて、なおかつお節介な人が一番危ない。
そういう人の中には、自分がこうだったから他の人もこうすれば治るだろう、と安易にアドバイスをしてしまう人がいるからだ。
だから、専門家気取りののさばっているインターネットの掲示板などで相談するのは止めた方がいい。
あと、闘病ブログとかも参考程度に。
時に怪しげなサプリメントのアフィリエイトのリンクを貼っているブログもあるから注意しよう。
心の病気に関しては、ちゃんとした資格を持ったカウンセラーや心療内科に相談するのが良い。

という私のアドバイスも一般化かもしれないけど(笑)

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