今日は5時頃に自然と目が覚めた。
5時間くらいしか寝ていないはずだが、目覚めはかなり良い。
昨日はマスクをせずに寝たら喉が痛くなったが、今日はマスクをして寝たので喉も痛くない。
ホテルの部屋ってなんだか乾燥してるよな…。
テレビの電源を付けてみたが、通販番組くらいしかやっていなかったので消した。
持参したノートパソコンを取り出し、朝食の提供開始時間の6時までハーモニーランドで撮った写真を整理するなどして過ごした。
昨日ホテルに向かう途中、特急電車の中で少し整理しようと試みたが、列車の細かい揺れが多く、画面を見続けていると酔いそうだったので諦めていた。
朝食を食べるため、6時ちょっと過ぎに1Fのレストランに降りた。
レストランの大きさは大分日出店の方が若干広いかな。
周りを見ると同じ色の作業着を着ている男性の姿が多く見られた。
客層がかなり違う。
観光客はあまりいないようで、静かである。
昨日の夜は暘谷駅近くのコンビニで買ったパン1個しか食べていないので、朝食をたっぷりめに食べよう。
バイキングのメニューは大分日出店とほとんど同じ。
ご飯はおかわりした。
朝食後は歯を磨き、再び写真の整理をしたり、ブログに載せる記事の文章を書いたりしていた。
今日の午後はスペースワールド駅に向かい、スペースLABOという施設で今回の旅のメインイベントである、りっちゃん(小出里英子さん)が出演されるプラネタリウムのショー『Sabik *小さな星の演奏会*』を観る。
午前中は空いているので、別府でプチ地獄めぐりをするか、関東には進出していない「ラ・ムー」というご当地スーパーを訪ねるなどの観光をねじこむ案もあったが、今日はどうやら雨模様なので取りやめた。
小倉駅周辺で適当にインターネットカフェなどに入って時間を潰そう。
9時頃にホテルをチェックアウトし、築城(ついき)駅まで徒歩で向かった。
築城駅に着いたら9時11分発の小倉行きの電車がちょうど出たところだった。
次の電車は9時58分。
まあいいや。
電車が来るまで駅のベンチに座り、ノートパソコンを広げて作業をした。
9時58分発の電車に乗って小倉駅に向かう。
そこそこ混んでいたので、小倉駅までの約50分間は座席には座らず立って電車に揺られていた。
スマートフォンを使って小倉駅周辺のインターネットカフェについて調べるなどしていたところ、小倉駅の新幹線改札内に「STATION WORK」というリモートワークなどに使える個室型の作業ブースが設置されていることが分かった。
ここでパソコン作業をして時間を潰そう。
電車の中で「STATION WORK」の会員登録とブースの予約をした。
10時50分頃に小倉駅に到着し、新幹線改札内への入場券を買ってブースに向かった。
当初は1時間の予約だったが、作業が捗ったため30分延長し、12時20分頃にブースから出た。
りっちゃんの出演されるショーは14時からなので、そろそろ会場の最寄り駅であるスペースワールド駅に向かわなければ。
会場はスペースワールド駅から徒歩3分らしい。
小倉駅からスペースワールド駅までは在来線で約10分である。
12時40分頃にスペースワールド駅に到着。
駅近くのコンビニエンスストアのイートインで昼食を済ませた後、会場に入った。
会場は電車の中からも見えたので、迷うことは無かった。
“スペースLABO”と建物の外側にも書いてある。
建物の入口で案内をしていた係員にイベントのメールの画面を見せたら、3Fに向かうように案内された。
13時30分開場だが、朝に来たメールの案内によると開場の30分前から並べるらしいのでとりあえず並んでおいた。
1部はS席を予約しているが、指定席ではなく先着順である。
開場時間になり、会場に入った。
プラネタリウムに入るのは小学生の課外授業の時以来かもしれない。
当たり前だが、天井が広い。
座席はなんだかラグジュアリーな感じ。
前の方にステージがあり、スピーカーや楽器などの機材が設置してある。
適当にステージに向かって左側の方の席に座った。
開演時間までぼーっとして過ごした。
開演時間になると会場の照明が暗くなった。
プラネタリウムの職員の方だろうか、今日はショーの開催だがプラネタリウムなので星を見てみましょうということで、夜になると会場であるスペースLABOの屋上から見える空の星をみんなで観賞した。
冬の大三角形やオリオン座、さそり座など、主に冬に見える星座の説明があった。
プラネタリウムの時計を少しずつ進めると、春も近づいているため、明け方になると夏の星座も見られる。
夏の星座であるへびつかい座に焦点を当てて詳しく話があり、コミカライズされたアニメーションの上映もあった。
へびつかい座は”アスクレピオス”というギリシャ神話の医学を司る神の星座である。
もともとアスクレピオスはギリシャ神話の神アポロンとコロニスという人間の女性の間に生まれた子どもである。
アニメーションでは子供たちにも分かりやすくするためかかなり優しい感じの物語になっていたが、後でWikipediaで調べてみたところかなり印象が異なる物語だった。
ところで、ギリシャ神話と聞くと、私は変なスイッチが入ってしまうので困る。
そんな私の暴走をいつも止めてくれるのが、”スシクレイトス”という人物である。
スシクレイトスは私が高校生の頃、心の中に突然現れた。
私:私の命と引き換えにあのお方に永遠の美を与え給へ…
スシクレイトス:やめなさい
へびつかい座の物語の流れでボーカルの方が登場して話が繋がり、バンドの演奏が始まった。
ダンサーさんたちも二曲目から登場。
りっちゃんは三曲目から登場。
今まで色々な衣装を着たりっちゃんを見てきているが、なかなか見たことのないテイスト。
とってもCOOLです。
ボーカルの佐藤義昭さん。
声が素晴らしい。
どういうお方なのか調べてみたところ、以前スペースワールドのショーキャストとして働かれていて、今は整体院兼ボーカルスタジオを経営されているらしい。
その後も色々な衣装のりっちゃんにドキドキなのでした。
ダンサーさんが客席の間で踊る曲もあった。
ふつくしい…。
最後の曲は『星のかけらを探しに行こう』
ショーが終わる前にダンサーさんとバンドのメンバーから観客一人一人にプレゼントの配布もあった。
ということで1部終了。
2部は最前列のプレミアム席で観た。
プレミアム席はチケット販売開始1分もしないうちに売り切れたが、運よく買うことができた。
かなり心臓に悪かったけど。
三曲目のクールな衣装もいいけど、私のお気に入りの衣装はやっぱりこれかな。
繊細な感じがりっちゃんに似合っている。
この姿のままギリシャ神話に出てきそう。
スシクレイトス:やめなさい
私:何も言っていないんだけど…
プレミアム席の特典として公演終了後に出演者との写真撮影がある。
S席より後ろの人が退出した後にプレミアム席の人だけ残され、一人ずつステージの上に呼ばれる。
左端にいた私が最初に呼ばれた。
心の準備が全くできていない。
誰か助けて…。
スシクレイトス:…
私:なんか言えや
持ち時間は一人一分。
とりあえず出演者たちに促されるままに真ん中へ。
頭が真っ白だったが、りっちゃんが近くに来て助け舟を出してくれた。
我ながら情けない。
ポーズを変えて3枚ほど写真を撮ってもらった。
後から見ると私の異物混入感が半端ない。
でも、良い思い出になった。
1枚だけ写真を載せておく。
手はSabikの”S”のポーズ。
帰りは東京行きの最終の新幹線に乗る予定である。
ギリギリになるかもしれないと思っていたが、余裕があったのでプレミアム席の残りの人たちが写真を撮影するのを最後まで眺めていた。
構図を1枚ごとに変えたり、出演者とタッチしている動画をスマホで撮ったり、みんなよく頭が周るなと感心していた。
中には今日が誕生日という方もいらっしゃり、お祝いしてもらっていてほっこりした。
りっちゃんの出演されるショーでよくお見かけする方だった。
というか全体的にりっちゃんのファン率が高かった。
さすがりっちゃん。
小倉駅に戻りお土産を買った後、新幹線に乗って帰った。
駅弁の写真。
撮影した写真を整理するなどして過ごしたが、名古屋駅辺りからお尻が痛くなってしまい、眠気も重ねって虚無だった。
でも、福岡まで行ってよかった。
りっちゃんの活躍をまた楽しみにしている。
北は北海道から南は沖縄まで、どこでも行きますぜ。
コメント