2023年12月18日~URAYASU Re:VUE

ちょっとした遠出

握り込みなんて下卑た奴のやる技さ。俺は積み込みこそ芸術だと思っている。
今は亡き房州さんの言葉である。
握り込みを”下卑”などとはっきりと言い切っているところがかっこいい。

今日は仕事が終わった後に『CHRISTMAS in Various Colors』を観に行った。
今回は最前席を予約してある。
19時10分頃に新浦安駅に到着。
小腹が空いていたので、駅近くのイオンスタイルの中にあるミスタードーナツでドーナツ2個とアイスカフェオレを注文してイートインで食べた。
そして、20時10分過ぎに受付が始まった頃を見計らって会場のレストランに並んだ。
私の推しているりっちゃん(小出里英子さん)の出演日は12月23日(土)~25日(月)の3日間残っているが、予約していない。
実は、浦安レビューを観るのは今日で最後にするつもりで来た。
前回観た12月4日(月)の公演の後に追加で予約しようと思っていたが、その頃から連勤で体力的にきつくなってきており、クリスマス近辺は完全にオフにしようかという考えが出てきたためである。
まあとりあえず、今日の公演を最前席で存分に楽しもう。

列に並んだ時間が遅かったので、自分が受付を済ませた時点で最前席の空席は一つしかなく、自動的に席が決定。
隣の席に座っていた気さくそうなおじさんから挨拶された。
かくいう私もおじさんであるが、そのお方は私よりも一回り以上年上に見えた。
きむらえみさんを推しているとのこと。
お互いに最前席の特典のチェキを見せ合ったりなどしつつ、ほんの少しだけだが推し活談義に花を咲かせたりした。
そのお方がきむらえみさんを始めとするダンサーさんを撮っている時の表情がとても素敵で、隣の私まで笑顔になってしまった。
推し活は、自分が推すこと自体だけでなく、他の人が推している様子を見るのも楽しいと私は思っている。

ショー中にりっちゃんが至近距離に来ることもある席だったが、近くに来た時に限ってわざと別の方を見てしまう。
チラ見程度しかできず…。
私のあまのじゃく的なところは相変わらずだ。
推しのダンサーさんが近くに来た時にがっつりカメラを向けている方も多くいらっしゃって、少しうらやましい。
今日は最後なので撮影は控えめにして、拍手や振り付けなど積極的に参加して楽しんだ。

最後にりっちゃんにフラワーチップを渡した時に、隣の席のお方がツーショットを撮って下さった。
私はポーズが思いつかず、とりあえず両手の手のひらを顔の横に出してみた。
阿弥陀如来か。
りっちゃんとツーショットが撮れたことはもちろん嬉しかったが、なによりも隣の席のお方の気遣いが心に染みた。
咄嗟にツーショットを撮ることを提案して下さったのは、人生経験の豊かさと元々のお人柄の両方から来る行動のように見えた。
私も隣の席のお方のように年を取りたいものである。

ツーショットを撮った後にりっちゃんと少しだけ会話した。
自分の言葉でとにかく気持ちを伝えよう。
アワアワしながらも、「言い尽くせないほど応援しています」と伝えた。
結局ふわっとしてるやん、と後から自分でも笑えてしまうが、りっちゃんは「伝わってるよ」と言ってくれて嬉しかった。
今日はやけに人の優しさが心に染みるぜ。
そして、来週も観に来ると約束してしまった。
りっちゃんとの約束なら、予約するしかない。

さっきのりっちゃんとのツーショットと会話で顔がほてってしまった。
出演者がはけた後もしばらく余韻に浸っていた。
レストランのスタッフによりショー終了のアナウンスがされた後、隣の席のお方に挨拶とお礼を言ってから帰った。
今は現場は違うようだけど、数週間先でも何がきっかけで誰を推すようになるかは分からないので、もしかしたらまた顔を合わせることもあるかもしれない。

帰りの電車の中で来週のショーの予約を取ろうとしたが、12月25日(月)は19時からの1回目の公演しかチケットが残っていなかった。
仕事が終わった後に電車が遅延しなければ間に合うけど、それよりも23日(土)、24日(日)のチケットが結構な枚数残っているのが気になった。
りっちゃんと約束した来週ではなくて今週になってしまうが、クリスマスイブの24日(日)に観に行くのもアリかもしれないと思った。
今日はもう遅いので明日また考えよう。

今年のクリスマスは人生最高のクリスマスであることは間違いない。

#浦安レビュークリスマス

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