今日は午前中に平山城址公園に行った。
小山田緑地と平山城址公園で迷って最初は京王線の急行橋本行きに乗ったが、土壇場になって調布駅で京王八王子行きに乗り換えた。
平山城址公園を訪れるのは大学生の時の夏休みぶりである。
当時は入口がよく分からずに住宅地の中を30分以上歩き、ようやく公園の中に入ったはいいが、中でも迷子になってしまった。
ペットボトルの水も尽きてしまい、熱中症寸前になりながら東京薬科大学の敷地に辿り着いて、構内の自動販売機で飲み物を買って飲んだ記憶がある。
平山城址公園と東京薬科大学は敷地が隣接しており、行き来できる門が運よく開いていた。
本当は部外者が入ったらいけなかったかもしれないが、あの時は緊急事態だったので仕方がない。
ということで、私の命を救ってくれた東京薬科大学には感謝している(?)
今日は迷わないように平山城址公園の駅を出てすぐの所に設置されていた看板の地図をスマホのカメラで撮っておいた。
あの時は携帯電話しか無かったが、今はスマホもある。
これでも万が一迷ったらGoogleマップに助けてもらう。
水のペットボトルの用意もバッチリである。
しかし、地図通りに進んでいるはずが、よく分からない道に迷い込んでしまった。
地図では幅の広い道路のようだがやたら細い。
挙句の果てに墓地に辿り着いてしまった。
一応道は続いていそうだが、もしかしたら私有地かもしれないと不安になった。
地図に2通りのルートが書いてあったことを思い出し、平山城址公園駅近くまで戻ってもう一つのルートで平山城址公園へのアクセスを再度試みることに。
今度はなんとか合っていそうだ。
突き当りの民家の右手に「平山城址公園」と書かれた杭を見つけて、ようやくほっとした。
しかし、安心するのはまだ早かった。
草むらでガを撮っていると、スズメバチと思われる蜂が頭のすぐ上を通り過ぎていった。
怖い怖い。
草の茂りようを見ると、人があまり歩いていないような感じだけど大丈夫なのか…。
腹菌類のキノコを見つけて少しテンションが上がったものの、蜂の羽音が頻繁に聞こえる。
この公園ではあまり一ヶ所にじっとしていない方がいいかもしれない。
林の中の上り坂を登った先で看板を見つけた。
「平山京王緑地」
まだ平山城址公園じゃなかったんかい!
しかも、この看板の地図では平山城址公園への経路が分からない。
他の公園を詳細に案内する理由も無いかもしれないが、平山城址公園を目指してここに辿り着く人も多いだろうに、少しばかり不親切である。
駅近くで撮った看板の地図でも分からなくなってしまったので、結局Googleマップに頼ることに。
住宅街を抜け、なんとか到着した。
しかし、さっき少しだけ林の中を通った以外は、ずっと直射日光を浴びていて非常に暑い。
汗がポタポタ垂れる。
東に向かって歩いて、「平山城址公園入口」のバス停に向かい、時間が合えば路線バスに乗って平山城址公園駅に戻りたい。
園路ではトレイルランニングをしている外国人男性二人とすれ違ったが、人の姿を見たのはそれだけだった。
キノコもあまり見つからないためテンションも上がらず、ただひたすらに暑い。
長沼公園と違って園路の日当たりがものすごく良いのである。
Tシャツが汗でびっしょりになってしまった。
また、蜂の姿もよく見かける。
蜂はチョウやガのようにはいかず本当に危ない。
こうも頻繁に姿を見かけると常に気を張っていないといけないため、段々と心も疲れてくる。
大学生の時といい、私はもしかしたら平山城址公園と相性がよくないのかもしれない。
もう少し涼しくなってくればキノコの姿も増えるかもしれないが、種類も数も長沼公園ほどではないと思われる。
出口も分かりづらかったためGoogleマップを頼りに中央広場口から出て、「平山城址公園入口」バス停から京王堀之内駅行きに乗った。
当初は平山城址公園駅に戻る予定だったが、路線バスの時間が合わず、かといって歩いて戻る気力も無い。
そこで、横断歩道を渡って逆方向のバス停も見てみたら、ちょうど京王堀之内駅行きが来たのですかさず乗った。
小山田緑地もはしごするプランも一瞬頭に浮かんだが、今日のところは体力を温存してピューロにインすることにした。
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