今日はチャンスフォーユーを観に行った。
一週間ほど前から優先入場パスを買ってあったので、番号は10番台前半だった。
9時開園だが少し寝坊してしまい、電車の遅延も重なって多摩センターに着いたのは優先入場パスの集合時間10分前の8時35分頃。
早歩きでピューロに向かい、7分ほどで到着。
優先入場の列に並ぶ前に自動販売機でペットボトルのお茶を買おうとしたら、ボタンを押しても飲み物が出てこない。
確かにガコンという音がしたが、取出口には何も無い。
詰まったのか。
近くにスタッフの姿が無かったので、チケット売り場のスタッフに声をかけてインカムで呼んでもらった。
館内から出てきたスタッフが速やかに状況を確認したうえで返金してくれて、自動販売機も”使用不可”の貼り紙をしてくれた。
時間になり、中に入るとチャンスフォーユーの2ステのピューロパスを買った。
先々週の日曜日の記事でネズミのりっちゃん(小出里英子さん)を追うのは最後にすると書いたが、人間の性(さが)というのか欲が出てしまい、今日もネズミのりっちゃんに会えたらいいなという希望的観測のもと、2ステだけ買ってみたのである。
1ステには普通に並んだ。
優先入場パスの番号が早かったので一番乗り。
ちなみに、今日はメルちゃん(メルメルドール)を連れてきている。
ヤマは外れ、1ステでりっちゃんが登場した。
ネズミではなくハムスター役だが、姿を見ることができただけで有り難い。
木を撮っているヒョウのダンサーさん。
そういえばこの木、よく顔認識されるんだよね(笑)
規制退出の時に家族連れのお母さんと思われる人が子どもに「悪いことをしているとあの木が家に来るよ」と言っていて、ちょっと笑ってしまった。
小さい頃の私が親から言われたら効果てきめんだったろうな…。
物心がつくのが遅かったのでほとんど記憶が無いが、昔の私は怖がりだったらしい。
チャンスフォーユーの3ステと5ステのピューロパスを買った後、3Fのインフォメーションカウンターに行き、昨日家で書いたりっちゃん宛の手紙を預けた。
読んでもらえるといいな。
過激なことは書いていないので、検閲には引っ掛かっていないと思いたい。
おとといキャラクターボートライドに乗った時に見つけたメルメルドールのフォトスポットで写真を撮った。
2ステはカウンター席に座り、動画を撮影した。
そういえば、チャンスフォーユーの撮影タイムで動画を撮ったことが無いなと思って。
終わった後に外のベンチに座って、動画を観返してみるとなかなかよかった。
※音声はありません。
チャンスフォーユーの3ステ。
優先入場の案内を待っている時、フェアリーランドシアターの入口でりっちゃんを推していると思われる人同士の会話が漏れ聞こえてきたが、りっちゃんがチャンスフォーユーに出演するのは今日が最後かもしれないとのことだった。
私はりっちゃんが6月末まで出演すると勝手に思い込んでいたが、そういえば去年卒業された出口真里亜さんも5月末までだったっけ…。
確信は持てないが、今日が最後だと思って観た方がいいかもしれない。
3ステでも2ステと同じ場所に座り、動画を撮影した。
宝物が増えた。
動くりっちゃん。
※音声はありません。
5ステまで1時間以上あったので、お昼ごはんは館のレストランにした。
なんだか料理の取り方がいつも以上にカオス。
最初に仕切りのある四角いお皿を取るつもりが、丸いお皿を取ってしまってこうなった。
まあ、美味しいからいいや。
入って20分ほどでプリンくんが出てきた。
デザートはティラミスとプチロールケーキ。
ミルクプリンも食した。
しかしキティちゃんの顔が欠けていくのがちょっとかわいそう。
キティちゃんの顔が描かれたお皿を使用して、プリンを取っていくとキティちゃんの顔が下から現れるようにしたら楽しいんじゃないだろうか。
今度はダニエルが登場。
私に手を振ってくれた後、何かを見つけたような仕草をした。
何だろうと思ってダニエルが向いた方を見てみると赤ちゃんを抱いている女性がいて、ダニエルが”いないないばあ”をして赤ちゃんをあやし始めた。
ほっこりした。
他にも柱から顔を出したり引っ込めたりしながら、子どもたちと遊んだりしていた。
かつキャラクターのオタクと思われる人たちにも手を振っていた。
神対応。
チャンスフォーユーの5ステ。
りっちゃんを見られるのが最後というつもりで臨んだ。
りっちゃんをいつもの10割増しくらいで凝視し、ダンスも手拍子も積極的に参加した。
撮影タイムでは、ハムスター(ネズミ)のダンサーさんは2Fから降りてくると、ステージの真ん中でヒョウ(ヒツジ)のダンサーさんとしばらく戯れることが多い。
でも、今日の5ステのりっちゃんはステージの真ん中には行かず、上手側にあるデッキに直行し、そこに座ってシャボン玉を吹く仕草をしていた。
最高の笑顔。
約2年半にわたって、もちろん笑顔だけでなく、りっちゃんの色々な表情から元気を貰っていた。
りっちゃん宛の手紙の文章の中に「ありがとう」という言葉を入れ忘れたのが少し悔やまれる。
チャンスフォーユーのショー中でも『きもちきっとつながるよ』の終わり際にスクリーンに投影される大切な言葉である。
念力で「ありがとう」が伝わってほしい。
撮影タイムの最後の方で、それぞれのダンサーさんがジャンプしたり回転したりしてポーズをとるところからカメラで撮影するのを止め、りっちゃんや他のダンサーさんやメルちゃんに拍手を送っていた。
もし、今日がりっちゃんのチャンスフォーユーの最後のステージだったら、手を振って送り出したい。
舞台の上手側にりっちゃんの姿が見えなくなるまで精いっぱい手を振った。
姿が見えなくなった後、規制退出のアナウンスがあるまで、悲しいというよりはしょんぼりというか放心状態だった。
終わった後にフェアリーランドシアターの入口に置いてあるベンチに座って、5ステの写真を見返しながら、撮影タイムでりっちゃんが普段と違う動きをしてシャボン玉を吹く仕草をした意味について考えてみた。
フェアリーランドシアターといえば、過去に『MEMORY BOYS~想い出を売る店~』というミュージカルが上演されていた。
サンリオの創業者であり、今は名誉会長である辻信太郎さんが執筆した小説を原作としている。
ミュージカル化にあたり原作から内容はかなり変わっているらしいが、シャボン玉を物語の重要なアイテムとしているところは変わらない。
どちらも共通して、特別な液で作ったシャボン玉を吹くとシャボン玉の表面にその人の心の中にある思い出が映し出されるという描写がある。
30周年のパレードのフィナーレのコメントで、りっちゃんはライブエンターテイナーと観客の相互性を大事にしていると思われるメッセージを言っていたことを考えると、シャボン玉を吹く仕草にはりっちゃんから観客に向けて「今日の思い出を大切に持ち帰っていてほしい」というメッセージと同時に、りっちゃんの中でも「今までのピューロで作った思い出を大切にするよ」というメッセージが込められていたのではないか。
そう考えると、やっぱり今日が最後だったのかなと思って、涙がぶわっと出てきてしまった。
ただ一点注意して頂きたいのは、これはあくまで私の想像だということ。
素敵な思い出をありがとうございました。
#ピューロアンバサダー
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